AutoCADの基本操作をお探しですね。

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AutoCAD初心者が最初に覚えるべき画面の見方と基本操作

AutoCADを初めて起動したとき、画面いっぱいに並ぶたくさんのボタンや黒い背景を見て「何から始めればいいんだろう…」と困ってしまう人は多いと思います。

仕事で急に図面を直すことになった人や、これから設計の勉強を始める人にとって、機能がたくさんあるCADソフトはちょっとハードルが高く感じますよね。

この記事では、初心者がまず覚えておきたい画面の見方や、迷わずに図面を描き進めるための基本操作を、わかりやすく説明していきます。

最初の壁を乗り越えて、自信を持ってAutoCADを使えるようになりましょう。

AutoCAD初心者がまず覚えたい画面の見方

AutoCADをスムーズに使うには、まず画面のどこに何があるのかを知っておくことが大切です。

画面を開くといろんなアイコンが並んでいますが、初心者が最初から全部覚える必要はありません。

図面を描くためのメインスペースと、よく使う機能がまとまっている場所だけ押さえておけば大丈夫です。

AutoCADの画面は、主に次の4つの大事なパーツでできています。

・**リボン**:画面の一番上にあるメニュー。

線を引いたり編集したりするボタンが、種類ごとに整理されている
・**作図領域**:画面の真ん中にある広いスペース。

実際に図面を描いていくメインの作業場所
・**コマンドライン**:画面の下の方にある、AutoCADからの指示やメッセージが出てくる欄
・**ステータスバー**:画面の一番下にあって、図面を描くのを助けてくれる機能のオン・オフを切り替えるところ

特に初心者の人に意識してほしいのが、画面下の方にある「**コマンドライン**」です。

AutoCADは、あなたとソフトが会話するように操作を進めていくのが大きな特徴なんです。

たとえば線を引くボタンを押すと、コマンドラインに「次の点を指定してください」みたいな指示が表示されます。

操作に迷ったときは、このコマンドラインのメッセージを読めば、次に自分が何をすればいいかが自然とわかるようになっています。

迷わず図面を描くための基本的なマウス・キーボード操作

画面の見方がわかったら、次は図面の中を自由に見渡すための操作を身につけましょう。

AutoCADでは、作図ツールを選ぶマウスの「左クリック」と同じくらい、マウスの「**ホイール**」を使った操作が重要になります。

図面はとても広いスペースに描くので、見たい場所を拡大したり、画面をスクロールしたりする動作がよく出てくるからです。

マウスの真ん中にあるホイールを前後に回すと、画面の拡大(ズームイン)と縮小(ズームアウト)が簡単にできます。

また、ホイールを押し込んだままマウスを動かすと、画面をつかんで上下左右に動かす「パン」という操作になります。

スマホで地図アプリを拡大したりスワイプしたりするのと同じ感覚で、見たい図形のところへスムーズに移動できるようになるまで、何度も動かして慣れておくのが上達の近道です。

さらに、AutoCADの基本操作で最も大事と言ってもいいのが、キーボードの左上にある「**Esc(エスケープ)キー**」です。

AutoCADでは、一度実行した命令(作図のコマンド)が連続して有効になることが多くて、線を一本引いた後も「続けて線を引く」状態が続きます。

別の操作に移りたいときや、操作を間違えてやり直したいときは、Escキーをポンポンと2回くらい押して今のコマンドをキャンセルする癖をつけてください。

初心者の操作ミスの多くは、このキャンセル作業を忘れることで起こります。

これだけは押さえておきたい!作図と修正の基本コマンド

画面の移動とキャンセルの方法を覚えたら、いよいよ実際に図形を描いてみましょう。

AutoCADには数え切れないほどのコマンドがありますが、普段の作図作業の多くは、いくつかの基本的なコマンドの組み合わせでできています。

まずは直線を引く「**線分**」と、丸を描く「**円**」の2つの作図コマンドから始めるのがおすすめです。

リボンから「線分」のアイコンをクリックして、作図領域の好きな場所で左クリックすると、そこが線の始点になります。

そのままマウスを動かして別の場所でクリックすれば線が引けて、終わりたい場合はさっき紹介したEscキーを押します。

「円」のコマンドも同じで、中心になる場所をクリックした後、マウスを動かして円の大きさを決めて、もう一度クリックすれば完成です。

最初は寸法を気にせず、自由な場所に好きな大きさで図形を描いて感覚をつかんでみてください。

図形を描けるようになったら、次は描いたものを編集する修正コマンドを覚えます。

・**移動**:描いた図形を選んで、別の場所へ動かす
・**複写(コピー)**:同じ図形を複製して、好きな場所に配置する
・**削除**:いらなくなった図形を消す(Deleteキーでもできます)

移動や複写をするときは、対象の図形をクリックして選んでから、リボンにある移動や複写のボタンを押すのが初心者にとってわかりやすい手順です。

その後、図形の基準になる点をクリックして、目的の場所までマウスを動かして配置します。

まずはこの「作図」と「修正」の基本サイクルを繰り返すことで、思い通りの図形を作れるようになっていきます。

初心者がつまずきやすいトラブルと解決方法

基本操作を覚えて図面を描き始めると、初心者のうちは思わぬトラブルに出会うことがよくあります。

その中でも一番多いのが、「図面を拡大・縮小しすぎて、描いていた図形が画面のどこかへ行っちゃった」というケースです。

広い作図領域の中で迷子になってしまうと焦りますが、簡単なマウス操作であっという間に元の状態に戻すことができます。

画面から図形が消えてしまったときは、マウスのホイールを「カチカチッ」と素早く**ダブルクリック**してみてください。

これは「オブジェクト範囲ズーム」という機能で、今描かれているすべての図形が画面内にぴったり収まるように自動で倍率を調整してくれます。

どこに図形があるかわからなくなった時の救済措置として、このホイールのダブルクリックは必ず覚えておきたいテクニックです。

もう一つよくある悩みが、「線の端っこ(端点)に、別の線をピタッとくっつけて描けない」というものです。

AutoCADで図形同士を正確につなぐには、ステータスバーにある「**オブジェクトスナップ(OSNAP)**」という機能をオンにする必要があります。

この機能が有効になっていると、線に近づいたときに緑色の四角や三角のマークが表示されて、磁石みたいに正確な位置へカーソルを吸い寄せてくれます。

思い通りに線がつながらないときは、画面右下のステータスバーを確認して、オブジェクトスナップが有効になっているかチェックする習慣をつけましょう。

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