AutoCADのダイナミックブロックについてお探しですね。
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AutoCADで作業がグッと楽になる!ダイナミックブロックの作り方
AutoCADで図面を描いていると、「似たような図形を何回も作るのって面倒だな…」とか「サイズ違いのブロックがたくさんあって、どれがどれだか分からない!」なんてこと、ありませんか?
そんな悩みを一気に解決してくれるのが「ダイナミックブロック」という機能です。
この記事では、作図がめちゃくちゃ効率的になるダイナミックブロックの作り方を、初心者の方でも分かるように丁寧に説明していきます。
特によく使う「可視性」「ストレッチ」「ルックアップ」という3つの機能を中心に、手順を追って解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
ダイナミックブロックって何?使うとどんないいことがあるの?
ダイナミックブロックというのは、一言で言えば「変身できるブロック」のことです。
普通のブロックは一度作ったら形が固定されていますよね。
でもダイナミックブロックなら、一つのブロックの中に複数のパターンを入れておいて、使うときに形を変えたり、サイズを調整したりできるんです。
例えば、長さが違うネジをたくさん使う図面を描くとき、従来なら「10mmのネジ」「20mmのネジ」「30mmのネジ」…というふうに、長さごとに別々のブロックを作って管理する必要がありました。
でもダイナミックブロックを使えば、たった一つのブロックで長さを自由に変えられるので、ブロックの数がグンと減って管理がすごく楽になります。
しかも、図面上で青い点(グリップ)をドラッグしたり、メニューから選んだりするだけで簡単に形が変わるので、修正作業もあっという間。
最初に作るときはちょっと手間がかかりますが、一度作ってしまえばチームのみんなで使い回せるので、結果的に大幅な時間短縮になるんです。
作り方の基本は、「ブロックエディタ」という専用の画面で「パラメータ(何を変えたいか)」と「アクション(どう動かすか)」を設定するだけ。
最初は難しそうに感じるかもしれませんが、慣れてしまえば作図の強い味方になってくれますよ。
可視性を使って、一つのブロックで複数の形を切り替えよう
「可視性」という機能を使うと、一つのブロックの中に複数の違う形を入れておいて、必要なときにメニューから選んで切り替えることができます。
建築図面で「平面図用のドア」と「立面図用のドア」を一つにまとめたり、機械図面で「正面から見たボルト」と「横から見たボルト」を切り替えたりできるので、とっても便利です。
**作り方の手順**はこんな感じです。
まず、ブロックエディタを開いて、切り替えたい図形を全部作っておきます。
重ねて描いても、並べて描いてもOKです。
次に、画面の左側に出てくる「ブロックオーサリングパレット」の中から「可視性」を選んで、ブロック内の好きな場所にポチッとクリックして配置します。
これが、あとで図面上でメニューを開くときの目印になります。
それから、画面上のリボンにある「可視性状態」というボタンをクリックして、「正面」「側面」みたいに、必要な状態に名前を付けてリストを作ります。
リストができたら、それぞれの状態を選んで、「この状態のときはこの図形を見せる、この図形は隠す」という設定をしていきます。
全部の状態で設定が終わったら完成!図面上でブロックをクリックすると、プルダウンメニューが出てきて、好きな形に切り替えられるようになります。
ストレッチで、ブロックのサイズを自由に変えられるようにしよう
「ストレッチ」は、図形の一部分を引っ張って伸ばしたり縮めたりできるようにする機能です。
机や窓枠みたいに、デザインは同じだけど場所によって長さを変えたい部品を作るときに大活躍します。
**設定の仕方**を順番に説明しますね。
まず、ブロックエディタで「直線パラメータ」というものを置きます。
これは、伸ばしたい方向に沿って始点と終点をクリックして、「この方向に伸び縮みしますよ」という目印を付ける作業です。
パラメータを置いたら、次は「アクション」タブから「ストレッチ」を選んで、さっき作った直線パラメータをクリックします。
すると、パラメータの端っこに赤い十字マークが出てくるので、それをクリックして関連付けます。
ここからがちょっと大事なポイントです。
次に、「どの部分を伸ばすか」を決めるために、図形の一部を四角い枠で囲みます。
このとき、**右から左に向かって**ドラッグすると「交差選択」になって、枠に触れた部分が選ばれます。
この枠に入った頂点が動いて、完全に枠の中に入ったオブジェクトはそのまま移動する仕組みです。
枠を指定したら、最後に実際に伸ばしたい図形をクリックして、Enterキーを押せば設定完了!これで、図面上で青いグリップをドラッグすると、自由にサイズを変えられるようになります。
さらに、パラメータの設定で「100mmずつしか動かない」みたいな制限をかけることもできるので、規格に合わせた調整も簡単です。
ルックアップで、規格サイズを一発で選べるようにしよう
「ルックアップ」は、あらかじめ決まっている規格サイズを表にしておいて、メニューから選ぶだけで一気に寸法を変えられる、とっても便利な機能です。
JIS規格の配管部品やH鋼みたいに、「この型番ならこのサイズ」とキッチリ決まっている部品を作るときに最適です。
ルックアップを使うには、まず準備が必要です。
先に説明したストレッチのように、図形に「直線パラメータ」や「直径パラメータ」を配置して、サイズが変えられる状態にしておきます。
準備ができたら、パラメータタブから「ルックアップパラメータ」を選んで配置し、そこに「ルックアップアクション」を関連付けます。
するとExcelみたいな表が出てきます。
この表に、「プロパティを追加」ボタンを押して、さっき作った直線パラメータなどを列として読み込みます。
そして各行に、規格ごとの寸法を入力していきます。
例えば「100A」という規格なら、幅が○○mm、高さが△△mm…という感じで数値を入れていくんです。
表が完成したら、図面上でルックアップのグリップをクリックすると、「100A」「150A」みたいに規格名のリストが出てきて、選ぶだけで図形が正しい寸法にパッと変わります。
いちいち寸法を測って調整する手間が省けるので、作業スピードが格段にアップしますよ。
使うときの注意点と、うまく活用するコツ
ダイナミックブロックはすごく便利なんですが、あれもこれもと機能を詰め込みすぎると、データが重くなって図面全体の動きが遅くなることがあります。
一つのブロックに全部入れようとせず、用途ごとに分けて作るのがコツです。
それから、「あれ?うまく動かないぞ?」というときは、だいたいアクションの設定が間違っています。
特にストレッチの交差枠の選び方や、可視性で図形を隠し忘れているパターンが多いです。
ブロックエディタには「ブロックをテスト」という機能があるので、設定を一つ追加するたびにテストする習慣をつけると、どこでミスしたか分かりやすくなります。
完成したダイナミックブロックは、ツールパレットに登録して社内やチームで共有するのがおすすめです。
みんなが同じブロックを使えば、図面の表記も統一されるし、全体の作業効率もグッと上がります。
最初は簡単な「可視性」から始めて、慣れてきたら「ストレッチ」や「ルックアップ」に挑戦してみてください。
少しずつステップアップしていけば、誰でも必ずマスターできます。
ダイナミックブロックを使いこなして、面倒な単純作業から解放されましょう!
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