AutoCADのブロック作成方法をお探しですね。

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AutoCADの「ブロック機能」を使いこなして、作図を10倍ラクにする方法

AutoCADで図面を描いていると、「また同じ部品を描くのか…」とか「仕様変更で100個のネジを全部修正しないといけない…」なんて、うんざりすることってありますよね。

そんな面倒な作業を一気に解決してくれるのが「ブロック機能」です。

この記事では、ブロックの基本的な作り方から、よく間違えやすい「グループ」との違い、さらには実務で本当に役立つ編集テクニックまで、まるっと解説していきます。

読み終わる頃には、きっと作図スピードがグッと上がっているはずですよ。

「ブロック」と「グループ」って何が違うの?

AutoCADを使い始めたばかりの人がよくつまずくのが、「ブロック」と「グループ」の違いです。

どっちも複数のパーツをまとめる機能なんですが、実は使い道が全然違うんです。

簡単に言うと、一時的にまとめて選びやすくしたいだけなら「グループ」、何度も使う部品として登録して、あとから一気に修正したいなら「ブロック」を使います。

この違いを理解しておくと、AutoCADがグッと使いやすくなりますよ。

まず「グループ」は、複数の線や図形を「選びやすくするためのセット」にするだけの機能です。

移動やコピーのときに、「あ、これも選ばなきゃ!」って慌てなくて済むように使います。

でも、コピーしたグループの一部を変えても、他のコピーには何も影響しません。

一方「ブロック」は、複数のパーツを一つの「部品データ」として図面に登録する機能です。

一度登録すれば、同じ図面の中で何回でも呼び出して使えます。

ブロックの一番すごいところは、「一括修正」ができることです。

例えば、図面に100個配置したブロックを1個だけ変更すると、残りの99個も自動的に同じように変わってくれるんです。

大きな図面になればなるほど、この機能のありがたみが分かります。

実際の仕事では、ネジとか窓とか机とか、繰り返し使う部品は必ずブロックにして管理するのが基本ルールになっています。

【基本編】ブロックの作り方・使い方

ブロックを作る手順は、思ってるよりずっと簡単です。

まず、ブロックにしたい図形(線とか円とか)を描いて、全部選択した状態で「BLOCK」コマンドを実行します。

すると「ブロック定義」っていうウィンドウが出てくるので、ここでブロックに名前を付けます。

名前は「M6ボルト」とか「ドア_幅800」みたいに、後で見たときにパッと分かる名前にしておくのがコツです。

次に大事なのが「挿入基点」の設定です。

これは、後でブロックを配置するときにマウスカーソルが引っ付く基準点のことです。

ウィンドウの「基点を指定」ボタンを押して、図形の中心とか角とか、配置しやすい場所をクリックして決めてください。

ここを適当にやっちゃうと、ブロックを呼び出したときに画面の外に飛んでいっちゃって「あれ?どこ行った?」ってなるので注意です。

最後に「OK」を押せば完成です。

作ったブロックを図面に置くには、「INSERT(挿入)」コマンドを使います。

コマンドを実行するとブロックの一覧が出てくるので、さっき作ったブロックを選んで、図面の好きな場所をクリックすれば配置できます。

最近のAutoCADには「ブロックパレット」っていう便利な機能があって、今の図面だけじゃなくて、前に作った別の図面からもブロックを引っ張ってこれるようになっています。

一度作ったブロックをいろんな図面で使い回せるので、すごく便利ですよ。

【応用編】ブロックの編集方法とちょっとしたコツ

すでに配置したブロックの形を変えたいときは、「ブロックエディタ」という専用の編集画面を使います。

図面上のブロックをダブルクリックするか、右クリックして「ブロックエディタ(BEDIT)」を選ぶと、編集モードに入れます。

ブロックエディタの画面は背景がグレーとかに変わるので、「今、ブロックの中身を編集してるんだな」って分かりやすくなっています。

ブロックエディタの中では、普通のAutoCADと同じように線を引いたり消したりできます。

ここでの変更は、ブロックという「部品の設計図そのもの」を書き換えることになります。

編集が終わったら、画面上の「ブロックエディタを閉じる」をクリックして、「変更を保存しますか?」って聞かれたら「保存」を選んでください。

すると、図面に戻った瞬間に、配置してあった全部の同じブロックが新しい形に変わります。

これが本当に便利なんです。

もっと高度な使い方として「ダイナミックブロック」っていう機能もあります。

これは、一つのブロックに「伸び縮みする」「反転する」「形を切り替える」みたいな動きを持たせられる機能です。

例えば、長さが違うネジを全部別のブロックで作るんじゃなくて、一つのダイナミックブロックにしておけば、配置するときに長さを自由に変えられるようになります。

最初はちょっと難しく感じるかもしれませんが、慣れると作図スピードが段違いに上がる強力な武器になりますよ。

失敗しないために!ブロックを作るときの注意点

実際の仕事でブロックを使うときに、絶対に知っておいてほしい大事なルールがあります。

その中でも一番重要なのが「画層(レイヤ)」についてのルールです。

ブロックを作るときは、元の図形を必ず「0(ゼロ)画層」で描いて、色や線種を「ByLayer(バイレイヤ)」に設定しておく必要があります。

これを知らずに適当な画層でブロックを作っちゃうと、後で画層の表示を切り替えたり色を変えたりするときに思い通りに動かなくて、図面がぐちゃぐちゃになっちゃいます。

なんで「0画層」じゃないとダメなの?って思いますよね。

実はAutoCADの仕組み上、0画層で作った図形をブロックにすると、そのブロックは「置いた先の画層の設定(色とか線種とか)」に自動で合わせてくれるっていう特別な性質があるんです。

つまり、壁の画層に置けば壁の色になるし、家具の画層に置けば家具の色になってくれます。

逆に、0以外の画層で作ったブロックは、元の画層の設定をガッチリ引き継いじゃうので、どこに置いても色が変わってくれません。

「ブロックの色が変わらない!」っていうよくあるトラブルは、だいたいこれが原因です。

最後に、ブロックを作るときのチェックポイントをまとめておきますね。

– ブロックにする前の図形は「0画層」で描いて、プロパティを「ByLayer」にする
– 配置しやすい場所(中心とか角とか)を「基点」にちゃんと指定する
– 後で探しやすいように、分かりやすい名前を付ける

この3つを意識するだけで、自分の作図が速くなるだけじゃなくて、他の人がその図面を開いたときにも編集しやすい「きれいなデータ」になります。

ブロック機能をちゃんとマスターして、AutoCADでの作図をもっと快適にしていきましょう!

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